沖縄旅で父ちゃんのテンションがぶちあがった日
僕は普段から早起きなので、旅先でもクセで早く起きてしまいます。ゆっくりと時が流れる朝の静かな時間、もつかの間、子供たちもとっても早起きです。
この日は息子が早起きして、昨日GETしたポケモンのおもちゃで遊んでいました。
我が家でふだん布団に寝ている長男は、ホテルのベッドから夜中に2回も元気よく転げ落ちていましたが、無傷のようで。
沖縄旅3日目の朝は地元のおしゃれなパン屋さんで朝ごはんを調達し、美ら海水族館へ!このパン屋さんも、素敵な色味、素敵な空間で、次から次へとお客さんが入れ代わり入っていました。入り口に長ーいベンチが置いてあるのも優しいな。きっとこれは行列ができたときに座って貰うためのものだろうな。と思いつつも、我が家はそのベンチの端っこでパンをもりもりいただきました。
水族館への道中、妻が行きたかったという八百屋さんへ。紐で吊るされていた島ばなながとってもかわいくて印象的でしたが、店内を吟味した後なぜかそこで娘が選んだフィリピン産のバナナだけをGETするという暴挙。車に乗り込んでからツッコミましたが、子供たちも美味しそうに食べていたのでOK。
ようやく美ら海水族館にたどりつき、今までの人生で経験した中でも一番大きな水族館にワクワクしながら広い敷地を探索。いろんな形の珊瑚礁やいろんな種類の魚たち、珍しい魚や見たことのない海の生き物がいっぱいで。
娘はちっちゃい魚たちの水槽、息子は8mオーバーのジンベエザメのいる一番大きな水槽が気に入ったようでしたが、そこ以外、思いの外すたこらさっさと進む子供たち。なかなか来れないであろう沖縄、ゆっくりじっくり見て回りたいなーーーーと思うやいなや、あっさり出口にたどり着きました。妻とは、またいつか来ようぜ!と誓い、あっさりと美ら海水族館をあとにしました。
さてさて、水族館で元気に泳ぐ魚たちを見た直後、ちょうどお昼時。お昼ごはんどうしよっか?となり「お刺身たべたい!!」という息子。
う、うそだろ?むごすぎやしないかい、、、??Googleマップで検索してみると、なんだかちょうどいい距離に漁師食堂を発見。
行ってみたんですけど、、、お刺身定食と海鮮丼、最高でした!!!!!ごめんなさい、そしてありがとう美ら海の魚たち!!!
あんしぇあさん
お腹いっぱいになり、道の駅に寄りながらゆっくり南下。今夜は友達の高澤との夜会です。
合流までに少しだけ時間があったので、行きたかった沖縄の革屋さん「あんしぇあ」さんへ。
ここがもう、なんというか、もう、最高。Googleマップを頼りに国際通りから入ったディープな裏路地を抜けしばらく歩くと、アンティークなたたずまいの素敵なお店が目の前に現れます。
写真撮っても良いのかな?って思いつつ、ちょっとドキドキしながら外観の写真を撮り、中へ。インスタグラムをフォローし、素敵な投稿も拝見していましたが、やっぱり『革』という素材そのものを生かしデザインする革製品というものは、写真や言葉だけでは伝えきれない魅力があります。やはりここでもそんな革の魅力を感じました。
見渡す限りディスプレイも色味照明明も雰囲気も、もちろん作品も、どこをとってもどストライクな店内。
右も左も頭上も足元も、全方位から素敵が溢れていて、はしゃいでしまいました。足元のディスプレイなんて、離れて見たりしゃがまないと見えないところ。足元の空間も丁寧に作り込んであって、もう宝探しのようでした。
子供たちは前日アメリカンビレッジではしゃいでいましたが、父ちゃんは革屋さんではしゃぐタイプでした。きっとあのときの自分は、端から見たら革好きのただの変態だったのであろうと自負しています。
「自由に写真撮っていいですよー」と奥で作業されていた女性の優しい職人さん。丁寧に受け答えしてくださいました。隣のブースで作業されていた男性の職人さんは経年変化の進んだ小物に実際にお金やカードを入れたサンプルを出してくださって。この使用している未来が見れるサンプルにしても、お財布のパーツをお客様好みに選べるサンプルにしても、随所に見られる心遣いが素晴らしい。
お二人とも、なんとも絶妙な距離感で対応をしてくださって。もう、僕は余裕であんしぇあさんのファンになりました。僕もこういう、余裕のある、懐の広い、柔らかい接客ができるようになりたいなと、感動。
旅行前は、行けたらいいな~。ぐらいの軽い気持ちでいましたが、想像以上にひとりテンションぶち上がってしまいました。
BRATHESS (by anshare)
お話を伺うと、こちらの店舗はお財布やキーケースなどの小物を展開するお店。200mほど歩くと、バッグや真鍮小物を扱う姉妹店があるのだそうで。そちらにはインスタグラムの投稿で見ていてずーっと触ってみたかった鞄があったので伺ってみることに。
あんしぇあさんのインスタグラムは製作動画のクオリティがとっても高く、その動画によく映っている方(店長さん)がそちらの店舗にいらっしゃるという。
友達の高澤もこのお店に来てくれて、ここで合流です。
こちらのお店もまた先ほどとは違う魅力のある素敵なお店。足元から天井、お客さんの道線すらも考えぬかれたディスプレイ。値札のデザインひとつ取っても、可愛いしおしゃれだし、とても勉強になりました。
店長さんの粋な計らいで、せっかくなのでと僕と高澤にオリジナルキーホルダーをその場で作ってくださって。なんだか味のある筆記体の名前を入れてくださって。これ、どんな焼き印なのだ?と疑問に思って聞いてみると、電気ペンというもので手書きしている、と。最高おおお!オススメの秘密道具を教えていただき、メモメモ。これからイメージ通り筆を走らせられるよう、たくさん文字や絵画に触れる生活をせねば。楽しみが増えました。
僕も将来的に取り入れたいなーと憧れていた分野で、革だけではなくいろんな分野のデザイナーさんの手書きに興味があったんです。ただ、どんな道具が良いのかな?という初期段階でのピンポイントなアドバイス。使いやすそうな道具を教えていただき、これから先の未来がより楽しみになりました。
僕はこれから先、アルファベットの筆記体、漢字やひらがなの行書体、フリーハンドでのイラストなどを駆使して自由なデザインを広げたいなと思っています。あくまでも『革』そのものの魅力を生かしながら、ワンポイントや裏面などで遊び心ものせられたらいいなと。いっぱい練習しますので、実用できるクオリティになるまで、しばしお待ちくださいね。
あんしぇあさんに立ち寄らせていただいて、何より職人さんたちの空気感を生で感じられたことが一番の収穫だったかもしれません。これまでにない感動と刺激をいただき、あんしぇあさんには感謝でいっぱいです。いつかオーナーさんにもお会いしてみたいなと思いました。
THE夜会
興奮冷めやらぬまま、高澤とオソロイのキーホルダーを持って居酒屋へ。前職では同じ部署ではなかったのにも関わらず、一番頻繁に会っている気がする高澤。相変わらずムキムキです。
相変わらず頑張ってるようで、沖縄の話、石川の話いろいろ聞けてよかったっす!!
2軒目ディープな飲み屋街に連れてってくれて、そこには1000円で飲み物3杯とおつまみ1品という『せんべろ』をやってるお店がたくさんありました。下町情緒溢れる雰囲気がめちゃくちゃ好みで。お客さんたちも楽しそうでオレンジ色の賑やかな通りでした。せんべろ巡りの飲み会も楽しそう。高澤が教えてくれたトマトシークワーサーサワーみたいなのがまた美味しくて。楽しい夜をありがとう!また会うぞー!
沖縄3日目、最高でした!
インフォメーション
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ジプシーレザーワークス
福田こうじ